Newコースのご紹介
高効率化と低雑音化には欠かせないPFC回路を習得
回路設計者や電源回路設計・開発業務に従事する方
P0251 2017年02月13日(月)〜02月14日(火)【受講料】
24,000円【定員】
12名
商用電源を使用する電子機器にはIECやJISにより消費電流に含まれる高調波電流の上限の値が規定されています。本セミナーでは、高調波電流の発生メカニズムを理解するとともに、その対策回路であるPFC(PowerFactorCorrection 力率改善回路)の動作理解とその設計方法、評価方法について、実習を通して習得します。
オシロスコープ、周波数特性分析器、SIMetrix/SIMPLIS、電子負荷
群馬大学 客員教授 遠坂 俊昭(『電子回路シミュレータSIMetrix/SIMPLISによる高性能電源回路の設計』など、著書多数)
1日の開講時間は、10:00〜16:45(昼休憩45分)の6時間 (計12時間) となります。
コースマップをご覧ください.
教科項目 | 教科細目 | 時間 |
---|---|---|
1.高調波電流の概要 | (1)力率と高調波電流の発生メカニズム
(2)コンデンサインプット整流回路 (3)チョークインプット回路 (4)高調波電流の規格 |
1.5H |
2.力率改善回路 | (1)力率改善回路の動作と必要性
(2)パッシブ力率改善回路 (3)アクティブ力率改善回路 (4)消費電流波形制御 (5)出力電圧制御 |
2.0H |
3.力率改善回路の負帰還回路設計 | (1)消費電流波形制御の負帰還設計
(2)出力電圧安定化制御の負帰還設計 (3)回路シミュレータによる設計・解析 |
3.0H |
4.力率改善回路の評価方法 | (1)ラインレギュレーション
(2)ロードレギュレーション (3)負荷急変時の出力過渡応答 (4)フィードバックループ特性の測定 |
2.0H |
5.総合実習 | (1)電流連続モード力率改善回路の設計
(2)回路シミュレーションによる設計・解析 (3)力率改善回路の評価 |
3.0H |
6.まとめ | (1)全体的な講評及び確認・評価 | 0.5H |
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