【開催予定日(コース番号・日程)】
N0251 2016年09月29日(木)〜09月30日(金)
【受講料】
20,000円
【定員】
12名
コースイメージ画像
 実習環境
1.コースの概要
 ネットワークの柔軟性を高め、統合管理を可能としたOpenFlowプロトコルによる仮想ネットワークについて、わかりやすく解説します。OpenFlowのネットワークについて全体像とそのプロトコルの詳細を理解し、OpenFlowネットワークの構築手法を習得できます。またTremaEdge(Ruby)によるOpenFlowアプリケーションの開発手法を習得できます。

2.使用機器等
 OpenFlowスイッチ(Pica8製)、OpenFlowコントローラフレームワーク(TremaEdge)、コントローラサーバ(Linux)

3.担当予定講師
 クロス・ヘッド株式会社 大芝 大(OpenFlowによるネットワーク・イノベーションとSofware Defined Network(SDN)を推進するIT技術の専門集団です。)

4.ご受講に際して
 1日の開講時間は、10:00〜16:45(昼休憩45分)の6時間 (計12時間) となります。

5.関連コース
コースマップをご覧ください.

6.その他
【前提知識】IP(v4)プロトコル、Rubyの基礎を理解している。CUI(コマンド入力)によりUNIX系システムを使用できる。(実習はUNIX系OSを使用します)

7.カリキュラム概要※
教科項目 教科細目 時間
1.SDNとOpenFlowの概要 (1)コース概要及び専門的能力の確認
(2)SDN(SoftwarE-Defined Network)の概要とその目的
(3)OpenFlowの概要とその目的
(4)OpenFlow適用事例
1.0H
2.OpenFlowコントローラの役割と動作 (1)OpenFlowのメカニズム
(2)OpenFlowネットワークの構成要素
イ.OpenFlowコントローラの役割と動作確認
ロ.OpenFlowスイッチの役割と動作確認
1.5H
3.OpenFlowネットワークの構築 (1)OpenFlowネットワーク構築実習
イ.構築の手順と注意点事項の確認
(2)OpenFlowのパケットとイベント
イ.コントローラ・スイッチ間におけるコミュニケーションの重要性の確認
ロ.スイッチ上で発生する各種イベントの確認
ハ.OpenFlowパケットの確認
3.5H
4.TremaEdgeによるOpenFlowアプリケーション開発 (1)TremaEdgeを用いたアプリケーション開発実習
イ.トポロジー自動検出機能
ロ.最短パスルーティング機能
ハ.自動経路バックアップ機能ニ.Web GUI機能
ホ.トラフィック統計情報管理機能
(2)OpenFlowスイッチの作成および上記機能を用いたSDN構築総合実習
4.5H
5.他サーバ連携用REST APIの定義 (1)OpenFlowコントローラによるREST APIの定義
(2)他サーバ連携の方法とその意義について
1.0H
6.確認・評価 (1)実習の全体的な講評及び確認・評価 0.5H

※お申し込み頂く際の目安です。詳細等のご質問は下のお問い合わせまでお願いします。
 また、都合により予告無く内容が変更になる場合がございますので、予めご了承ください。