【開催予定日(コース番号・日程)】
D2081 2016年07月05日(火)〜07月06日(水)
【受講料】
20,000円
【定員】
12名
コースイメージ画像
 漏電探査実習の様子
1.コースの概要
 絶縁性能を活線で診断するには、従来のI0方式ではなく、抵抗分電流(Igr)を検出することが有効です。本コースでは実践的な実習を通して、高調波やノイズの影響を受けずに静電容量分電流を分離し、正確に”危険な漏洩電流のみ”を検出するベクトル理論Igr(I0R)方式について学習します。

2.使用機器等
 漏洩電流発生器、True R方式測定器、I0クランプメータ

3.担当予定講師
 (株)So Brain 代表取締役 頭本 頼数(ベクトル理論Igr方式を用いた漏電検知技術に従事)

4.ご受講に際して
 1日の開講時間は、10:00〜16:45(昼休憩45分)の6時間 (計12時間) となります。

5.関連コース
コースマップをご覧ください.

6.その他
当コースは、当センター内及び電気室にて漏電探査実習を行います。

7.カリキュラム概要※
教科項目 教科細目 時間
1.漏電火災 (1)漏電火災のメカニズム
(2)地震発生時の漏電火災について
1.0H
2.絶縁抵抗測定 (1)メガーの考え方
(2)メガーでは検出できない漏電について
1.0H
3.活線漏電診断 (1)電流作動型について
(2)I0方式とは
(3)I0方式の問題点
(4)I0方式の漏電ブレーカーの問題点と分析方法
2.0H
4.漏電探査 (1)I0クランプメーターを活用した漏電探査の実践 2.0H
5.対地絶縁抵抗成分電流 (1)Igr(I0R)とは
(2)べクトル理論Igr方式の概念
(3)他方式との比較
2.0H
6.実験 (1)漏電発生器を利用した測定実験 1.0H
7.Igr(I0R)方式を活用した漏電探査 (1)Igr(I0R)方式を活用した漏電探査の実践 2.5H
8.質疑応答 (1)質疑応答 0.5H

※お申し込み頂く際の目安です。詳細等のご質問は下のお問い合わせまでお願いします。
 また、都合により予告無く内容が変更になる場合がございますので、予めご了承ください。